どこまでが自分の敷地か分かりません。どうしたらいいですか？｜愛知県（名古屋）の不動産売却は不動産5秒査定ナビ!

◆境界線とは？
通常、土地の四隅には隣地との境界線を見分けるための「境界標」と呼ばれる目印が埋められています。
境界標には杭や金属のプレート、鋲（びょう）など使われており、境界標を作成した機関によって種類が異なります。（ただし、どれも赤く塗られていることが多いです）
しかし工事で損傷してしまったり、故意または誤って抜かれ紛失してしまう場合があります。
境界線のあいまいな物件は後々のトラブルに繋がることがあるので、復元が必要となります。

◆境界標の復元
境界標の復元には、有資格者である測量士が行い、隣地立ち会いが必要となります。
復元には測量図を基に行われますが、測量図の情報が古かったり、隣地所有者が変わり新しい方がその境界線に合意しない場合はすぐに復元できないことがあるので、注意が必要です。

◆復元にかかる費用
土地の状況や面積によって異なります。
測量図を基に復元だけ行うのであれば20万以下でできることもありますが、確定測量図の作成からとなると100万円前後かかることもあります。

◆費用は買主？売主？
どちらが支払うべきという明確なルールはありません。
話し合いのもと、どのように支払うか決めることができます。
ただし、境界線があいまいな物件の購入は買主にとって抵抗感もあり、その分売却価格が安くなってしまう可能性があります。